皆さんは自分のこと、知っていますか?
自分の思考や自分について考えることは好きですか?
初めまして、ゆずたと申します。
主に育児についてのブログを書いています。
良い育児をするのにも、良い人生を歩むにも、自分を知るって凄く大切。
折角生まれて来たんだから、自分が思うように楽しく生きよう。
今日はそういった話を書いてみようと思います。
著者 | ゆずた |
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ブログ | 個性を伸ばす、ゆずたの子育て。 |
@yuzuta719 |
自分を知るとはどういうこと?
自分は何が好きで、何が嫌いで、どんな価値観があって、思考パターンがあって、何が得意で、何が不得意で・・・。
そう言った自分の表面、内面、更にもっと奥に眠っている本心までを知ろうとする事。
自分の事なのに、結構見失っていたり、見誤っていたりするんです。
意外に知らない自分のこと
どうして自分の事なのに、意外と知らなかったり見誤っていたりするんでしょうか。
他人に合わせているうちに見失う
日本では協調性がないと、何となく生きにくい感じがします。
皆がこう言ってるからと、自分の反対意見を飲み込んだ経験はないですか?
そういう経験を繰り返していくと、人に合わせて好きでも望んでもいないことをやるのが当たり前になってきます。
そして本当に好きなものを見失います。
私が初めて自己分析した時に出てきた自分の好きな物の中には、私が大した好きではないものも混ざっていて、後々衝撃を受けました。
自分に嘘を重ねて見失う
自分に嘘とは、例えば『何かをやらない理由。』
何かに興味を持ったから本心は飛び込みたい。
でも失敗が怖くて飛び込めない。
失敗が怖いと認めたくなくて、そんなことは興味がないと思いこむ。
「自分には向いていない。」
「自分とは住んでる世界が違う。」
「自分はそこまでやりたいと思えない。」
悲しいことに、興味が強ければ強いほど、嫌いに傾きやすい。
初めの思いは純粋な興味だったのに。
自分に嘘をつくと、自分自身を見失ってしまいます。
自分の思いを振り返ることがない
小さな子供の頃は、自分を知る事に興味などなかったですよね。
その状態で大人になり、自分を振り返ることに興味がないままの人もいます。
中には大体の悩みは自分の力で解決でき、ストレスがなく、自分を振り返る必要がない人もいますが、そのような人はごく稀ではないでしょうか。
もしこれを読んでいるあなたがそのような人だったら、是非、その考え方を多くの人に伝えてあげてください。
きっと救われる人がいるはずです。
話を戻して。
自分を振り返る事がない多くの人は、自分の外側に意識を向けることしか出来ないので、当然自分を見誤ります。
周りの環境、周りの人間、自分の運が悪い、変わり映えのしない現実。
そう言ったものにストレスを溜めているのではないでしょうか。
自分を知るとどうなるの?
自分のことなのに、見失ったり見誤ったり。
自分を知ることは簡単ではないという事をお伝えしました。
それでは自分を知るとどんな良いことがあるのでしょう。
自分の人生を心から楽しむ事が出来る
自分を知ると、自分の心に寄り添った選択ができます。
つまりストレスが減り、楽しい毎日を過ごせるということ。
例えば人間関係。
苦手な人とは距離を置き、心地良いと思える人は特に大事にする(心地良さの理解)。
刺激的で興味があるけど価値観やリズムが違う人とは(興味、価値観などの理解)、自分にとって丁度いい距離で付き合うことができます(距離感の調整)。
これがただ流されて人と付き合っている場合は、人付き合いが疲れるものに感じることが多いと思います。
自分を知ると、難しく思える人間関係も、存分に楽しく感じることでしょう。
トラブルを予想したり回避できる
自分の行動パターンや思考の癖を知ることで、トラブルを予想したり回避出来ます。
例えば私の場合。
悩んでいる人がいると力になろうとするのですが(行動パターンと性格の理解)、自分の状態を顧みずに頑張りすぎて疲れてしまう事があるので(トラブルの予想)、自分の状態を整えて挑む事ができます(トラブルの回避)。
自分を知らない時は、どんな時でも全力で頑張るので、疲れたり、結果助けられず途中で投げ出してしまったり、上手くいかないことが多かったです。
目標設定なども、自分の癖や行動パターンを知っていると有利ですね。
人から信頼される
自分を知っている人は、発言も行動も等身大のものになるので、人から信頼されます。
例えば仕事を振られた場合。
自分を知っていると、苦手な事は断ったり、初めから協力を仰ぐことができます。
苦手な事に無駄に時間を割かないので、余ったエネルギーは存分に自分の得意なことに使い貢献することが出来ます。
結果、苦手な仕事を無理に引き受けて間に合わなかったり、雑な仕上がりになることもなく、得意な分野で貢献してくれるので、キャラが立つ上に信頼もされます。
自分のことを知らないと、頼まれた仕事はどれも引き受けます。
苦手な分野はエネルギーや時間を消耗するので、自分の得意を発揮するためのパワーが残りません。
得意な仕事も『ただ早く終わる仕事』の立ち位置にしかならない。
そこで信頼を勝ち取るためには膨大なエネルギーを消耗して、どの仕事もしっかり終わらせるしか方法がない状態ですが、これを長年続けるのは難しそうです。
自分や自分の人生が好きになる
苦手な事は苦手。
得意な事や心地良いものを選択する。
そういう毎日を送るようになると、苦手な事に思い悩んだりすることがなくなります。
人と比べて落ち込むこともなくなり、等身大の自分を好きになります。
自分を知る前は、起きる出来事に対して受け身だったのが、自分を知ると、起きる出来事に対して積極的に選択をしていくことになります。
自分で人生を選択していけるという自信は、未来への不安も減らします。
そして自分を知るための材料は、過去全ての自分。
今までの良かった出来事も、辛かった出来事も、自分を知るための大事な材料なので、自分を知った後は、過去から現在に至るまでの全ての自分の人生に感謝できます。
自分を知るための方法
自分を知る事は簡単ではないです。
まず表面的な自分というものがあり、その中には計算やごまかし、こう見せたいという意識があり、本心は更にその奥にあります。
人から良く見られたいという意識が強い人ほど、自分の本心に届くまでの道のりが長いです。
今考え出して、すぐに全ての自分を知るということはないと思います。
何十年考えたって、全ての自分を知ることは出来ないかもしれません。
ただ、自分を知ろうと考えることが習慣になれば、色んな自分を知ることができます。
知ることで、人生がより良いものになっていきます。
それでは自分を知るための方法について、詳しく書いていきます。
自己分析ツールを使う
- 占い
- クリフトンストレングス など
私が自己分析をするきっかけになったのは『占い』でした。
今日の運勢や未来を教えてくれるものではなく、性格や特徴を教えてくれる占いのことです。
私ってそんな所あったかな?と、過去の出来事に照らし合わせて考えを深めていくようになりました。
占いが好きなので、色んなものを見て、色んな角度から自分を考えることができました。
私のように占い好きな人は、自己分析の入り口としておすすめです。
クリフトンストレングス
自己分析ツールは沢山ありますが、中でも一番のオススメはクリフトンストレングスです。
※ストレングスファインダーとも言います。
30分程かかる質問に答えることで、自分の強みがわかるというもの。
強みは34もの種類があり、自分が強く持っている順に並んだ結果を見ることが出来ます。
自分の強みを直接的に知ることが出来るのがオススメの理由です。
ただし有料になるので、とりあえず気軽に自己分析したいのであれば、エニアグラムなどが良いと思います。
ただ診断するのではなく、出た結果から一つ一つ自分と照らし合わせ、今後の行動や思考も紐づけて考える習慣を身につけてください。
ノートに書く
自分の思考を整理するのに、書き出すことがおすすめです。
理由は二つ。
- 一つ一つの考えを客観的な視点で見つめる事ができる
- 思考と違って消えていく事がない
その時々で思いは変わっていくことがある。
そしてその全てが自分を知る事に繋がっている。
だから消えないようノートにつけておくのは大切。
書く事はなんだって良いです。
自分の感情や頭から出た言葉、その日あった出来事で感じた思いなど。
思いつかなければ、このようなことについて、思いつく限り沢山書き出してみて下さい。
- 好きなこと(行動、人、色、食べ物、場所、物、職種、スポーツなど)
- 嫌いなこと
- 思いつく限りの自分の性格
- 得意なこと
- 苦手なこと
- 子供時代の性格や行動、出来事
- 辛かった思い出(何が辛かった?どう感じた?どうしてそうなった?)
- 楽しかった思い出
- 恥ずかしい思い出
- 思考パターン
- 行動パターン
- 癖 など
そして日々起こる出来事を振り返り、自分自身の思いを掘り下げる練習をすると良いです。
日々の出来事やトラブルについて。
- 自分がどう感じたか
- どうしたら良かったか
- なぜ出来なかったのか
など、掘り下げて書いていく。
これを繰り返していくと、自分の思考や行動パターンを予想しやすくなるので、自己解決までの時間がどんどん短くなります。
トラブルが起きて心がモヤモヤと沈む時は、自分の中に見逃している思いがあることが多いです。
その思いに気づいた瞬間に、スッキリします。
まとめ
いかがでしたか?
自分に興味が出始めましたか?
気分じゃないことや、苦手な事をやらなければいけない時って、凄く疲れますよね。
私は終わったらもう何もしたくない!って感じになります。
逆に自分がやりたい事や得意な事をやる時は、そこまで疲れないんです。
疲れの種類も「よし、今日もやったぞ!」って言う爽やかな疲れ。
人のガソリンって感情や思いだと思うんです。
心からやりたい事は『勝手に没頭できる』から、とっても省エネ。
苦手な事をやらされている毎日だと、自分自身に使うエネルギーも残らない。
だからまずは自分を知る事。
知って自分の毎日を心地良く過ごす。
そこで余ったエネルギーが夢を叶えることだったり、何か作り上げることだったり、人に使ったり、ただ純粋に自分を楽しむことに使うことができるのです。
一度きりの自分の人生。
思い切り、自分の手で、楽しんでいきたいですね。