【冬道ドライブ】不慣れな方必見!冬道での運転で気を付けるべきこと

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こんにちは。私「こうじ」というものです。生まれてから北海道に住み続けており、その中で身につけた「冬道ドライブ」の基本的かつ大事なことをお伝えしようと思います。

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著者:こうじさま
ブログ:こうじの徒然草、こじこずブログ
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冬道に慣れた方なら今更のことなんでしょうが、めったに冬道での運転をしない方に「なぜ"急"のつく動作」がダメなのかを中心に解説します。

 

 

 

冬道ドライブの特徴的なこと

 

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 冬道と言うと雪が積もった「圧雪路」と、氷が張った「アイスバーン」がよく見られる状態です。これらの共通点はトラクションがかかりづらい、つまり滑りやすいという事です。

 

車をコントロールするときの大事な「走る」「曲がる」「止まる」という三要素に支障をきたしやすくなります。まずは"してはいけない"運転動作を考えましょう。

 

発信時の急アクセル

圧雪路ならまだしも、アイスバーンでいきなりアクセルを全開にしたらどうなるでしょうか?駆動輪が盛大に空回りして車は前に進みません。

 

とくに登り勾配の場所ですとその傾向が顕著ですし、圧雪路でタイヤを空転させ続けるとその場所が掘られてしまい、完全にスタック(埋まる)する恐れもあります。

 

4輪駆動車の場合はまだ楽なのですが、それでも冬道での粗いアクセル操作は避けるべきことです。

 

曲がるときの急ハンドル

冬道は滑りやすいものです。これは経験すると分かることなのですが、車の後輪が滑った時は立て直しがしやすいものです。ハンドルを逆に切る動作(カウンターをあてる)で車の挙動を抑えることが出来ます。

 

ところがフロントが滑った場合の立て直しは非常に難しく、簡単に事故へつながってしまいます。

 

この状態に陥りやすいシチュエーションが「ある程度のスピード」が出ている時の「急ハンドル」なんです。曲がれずに滑っていき、どこかへ激突なんてことになるので、このような操作も厳禁です。

 

止まるときの急ブレーキ

 ドライ路面では何でもない停止動作ですが、冬道の場合は神経を使います。抵抗の少ない冬道では簡単にタイヤがロックしてしまいます。

 

夏であればロックした状態でもゴムの抵抗で止まれるのが、特にアイスバーンではそのまま車が滑っていき止まれません。

 

今はほとんどの車にタイヤロックを防ぐ「アンチロックブレーキシステム」が搭載されています。しかしこの機能は「止まるための機能」というより、非常時でも「車を操作できるための機能」です。

 

過信はいけません。冬道ではタイヤロックを引き起こすような急ブレーキは、追突事故などへ直結してしまいます。

 

冬道での操作でやるべきこと

 

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冬道での「急」がいけないことは解りましたが、実際どのように運転すれば良いのでしょうか?先ほどの「走る」「曲がる」「止まる」について解説します。

 

冬道での発進のコツ

滑る路面での発進は「とにかく優しいアクセル操作」が最大のポイントとなります。とくに2輪駆動のFF(前輪駆動)やFR(後輪駆動)だと気を使います。

 

ここで一番意識する点は「タイヤの最初の1回転」さえクリアできれば、その後はよほど急アクセルを踏まないかぎり車は進んでくれます。最初の1回転に全神経を集中させましょう。

 

冬道で曲がるためのコツ

ハンドルを切って曲がるという動作で大事な点は「曲がれるスピードでハンドルを切る」ということに尽きます。

 

たとえドライ路面であっても時速200キロから急にハンドルを切っても曲がれません。冬道は「曲がれる速度」が極端に低いので、とにかくスピードの出し過ぎは禁物です。

 

もう一点大事なことがあり、アクセルを完全に抜いてしまうよりちょっとだけ踏んでいる方が曲がります。スピードは落とせ、ただアクセルは踏めとは難しいものです。

 

冬道で止まれるためのコツ

止まるという動作も曲がると一緒で、最大の敵はスピードです。とくに交差点付近の路面は滑りやすいことが多いので、つねに「止まる」ことを意識した運転が必要です。

 

また減速するための手段として「エンジンブレーキ」をフル活用しましょう。フットブレーキだけの減速だとタイヤロックを起こしやすく、例えば先の交差点の信号が赤など、止まる準備に入るときはアクセルを抜き減速しながら進みます。

 

冬は車間距離を意識して運転することも大事なことで、追突した側の過失が大きい事故を防ぐためにも「スピード」と「車間距離」には気を使いましょう。

 

当り前の大前提「冬タイヤ」の装着

 

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余り雪が降らない地域に突然雪が降ると起こるのが「立ち往生」で、先ごろも日本海側の地域でありました。

 

少しでも降雪の可能性がある場合はスタッドレスタイヤなど「冬タイヤ」の装着は確実に行いましょう。ただ自分は万全の準備をしていても、他のドライバーがデタラメであれば「巻添え」を食らってしまいます。

 

場合によっては自分の命を守るため、「運転をしない」という選択も考えたほうが良いでしょう。

 

またこれも経験すると分かることなのですが、スタッドレスタイヤもテレビCMで見るようにギュっと止まれるわけではありませんし、新品であればタイヤの"慣らし運転"(100km~300km程度)も必要になります。

 

まとめ

 

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冬道に不慣れな方向けに「冬道ドライブの注意点」を解説してきました。とくに南に住んでいる方にとっては未体験ゾーンなことですし、こう言っている私も「経験してみなければ分からないよ」という気持ちもあります。

 

ただどんなことも知識のあるなしでは結果も変わります。もしもの「冬道ドライブ」のとき、少しでもこの解説がお役に立てることを願っております。

 

冬だけに限りませんが、どうか皆様が安全に運転し事故などに遭遇しないことを祈っております。