はじめまして。月草主婦と申します。
はてなブログにて「味のある生活~金欠主婦の手作り頑張りノート~」という手芸メインのブログを運営しております(なんと長いタイトル…)。
縁あってこちらのブログに記事を書かせていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。
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著者:月草主婦さま
ブログ:味のある生活~金欠主婦の手作り頑張りノート~
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手芸との出会い
まずは簡単に私と手芸についてお話させてください。
親から不器用と言われ続けること20年。
工作手芸に関することはとことん避けて生活していました。
それでもハンドメイドへの憧れは積もっていたようです。
成人してから一念発起、かぎ針編みでアクリルたわしを作ってみることに。
そうすると、あら?
思っていたよりもうまくない?
ということでここで調子に乗りました。
今度は縫物、「クロスステッチ」という技法に挑戦するとあらら?
これも結構うまくない?
とドンドン調子に乗って行った結果、節操なしにいろんなものに挑戦する主婦が出来上がりました。
色々やってみた結果、「不器用」というよりも「飽き性」で「適当」なのが幼少期私の敗因だったんだなと気づいた次第でございます。
そしてそれは今も変わらず。
色んなものに手を出しては、途中で飽きて。
別のものを作りかけてはふと思い出して前のものに戻る。
そんなことを繰り返しているので、なかなか作品と呼べるものが完成しません。
それでも学んだことは、「止めなければ、いつかは必ず完成する」ということ。
勿論出来栄えは…各々の実力次第ですけど。
それでも作り続ければ何んとかなるもんだ、と手芸で学ぶことができました。
最近の作品、刺繍ペンギン
じゃあ実際どんなもんやねん、ということで今回は恥ずかしながら最新作をご紹介したいと思います。
私の場合、何か作ろうと思ったときにまず不足しているのが「画力」。
特に刺繍は下書きの段階でくじけることも多々あります。
そんなわけで大抵の場合は市販本などを借りてきて、それを写す作戦を取っています。
営利目的ではないから出来ることですね。
今回参考にしたのはこちらの書籍。
こちらの書籍はクリスマスをモチーフにした刺繍の作品と、その図案が記されています。
クロスステッチと呼ばれるモザイクアートのような刺繍と一般的なヨーロッパ刺繍、両方掲載されいます。
初心者向け、というよりは何度か刺繍をやったことがある人向けかなと思える本です。
と言いますのも、図案には技法は載っていますが、順番ですとか方向ですとか、そういう「初心者にはわからないんですけど!?」的な情報がありませんでしたからね…ええ、苦労しましたよ…。
何はともあれ、一番可愛いと思ったペンギンの図案を写し、刺し始めたのが確か12月半ば。
「これきっとクリスマスまでに終わらないな」と思って色は普通のペンギンにすることにしました。見本では緑ベースだったんですけど。
そして年が明けてしばらくして、ようやく完成したのがこちらです。
結構可愛くないですか(自画自賛)
チェーンステッチという技法で刺していくんですが、方向がわからなくて見本の写真とにらめっこを繰り返しました(それでも間違えたけど)。
このペンギンは妹に進呈しました。喜んでくれたので良かった。
金欠でも手芸を楽しめるポイント
さて、記事タイトルや私のブログ名でもお伝えしていますが、我が家は万年金欠です。
なるべくお金をかけずに手芸を楽しみたい…と思っておりますので、このペンギンも実は使い古したシーツに刺繍しています。
丁度生成り色のシーツが破れたので再利用することができたんです。
シーツなのでたっぷり生地が確保できて、ほくほくです。
裁縫セットは小学生の頃学校で購入したものを未だ愛用中。
そういう人結構いると思うんですけど違うかな?
ちなみに刺繍糸は友人からの誕生日プレゼントにもらったので、今回のペンギンは元手完全に0です。ありがてえ。
他にもなんとかお金をかけずに手芸で遊ぼうと、着なくなった洋服はほぼ材料にしていますね。
綿生地なんかはそのまま使えますし、Tシャツ生地は縫物するには使い辛いのでTシャツヤーンにして編んじゃいます。
着ている服に刺繍するのも楽しいと思います。未挑戦ですけど…。
今は古着を集めてパッチワークでひざかけを作ろうと奮闘中です。
こちらの様子はブログでたまに紹介しております。
ちなみにこの古着作戦、ひとつだけ欠点があります。
それは、要らなくなった服が捨てられないこと。
ほどほどのところで諦めることも肝心です。
不器用でも手芸を楽しめるポイント
そして私のもう一つの難点、「不器用」。
これは前にも告げましたが、大きく分けると「飽き性」であることと「適当」であることが原因でした。
同じような人にオススメしたいのが、「クロスステッチ」や「棒針編み」等、目がきっちりと決まっている物です。
これらの図案を印刷して、終わったところを色ペンで塗りながらやっていくんです。
ちょっと面倒かもしれませんが、これなら「同じところ二回やっちゃった」や「どこまでやったか分からない」ということが起きません。
私もこのやり方で、ベストを編むことができました。
正直難しい技法を別のもので誤魔化したりもしましたが…。
よくよく紐解いてみると、手芸の技法ってそんなに難しいものは多くないんです。
ただただひたすらに同じことを何度も何度も繰り返して、形にしていく。
そんな時間の方が圧倒的に多いんですよね。
だから「いやこんなの無理」って見た目で決めつけるんじゃなくて、ユーチューブでも本でも「やり方」を見て実際に手を動かしてみるのが良いと思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
何やら偉そうに話をしてしまい、申し訳ないです。
でもとっても楽しく書かせていただきました。
願わくばこの記事で、一人でも多くの人が「手芸ちょっとやってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
お家時間がいつもより、楽しくなると思いますよ。