【絶対ダメ】今年も変われない人の目標の立て方

 

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新年の目標立てました?

年末に立てたよという方もいれば、年明けたけどまだ立ててないという方もいるのではないかと。

そこで、今回は絶対やってはいけない目標の立て方についてご紹介します。

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著者:kino tadashiさま
ブログ:ムラサキゴテン

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新年の目標を立てる上で参考にしてもらえればなぁと思います。

 

【絶対ダメ】今年も変われない人の目標の立て方

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早速ですが、目標立てるときどうやって立ててます?

  • 「10㎏痩せるぞ!」
  • 「年収100万上げるぞ!」
  • 「ベンチプレス100㎏上げるぞ!」

実はこの目標の立て方、すべてアウトなのです。

数字で目標を立てるのはNG⁈ 

数字で目標を立てるとしくじりやすいという意外な理論が、ペンシルベニア大学の研究によって明らかになっております。

理由は、私たちの脳はその数字を理解できないから。……どういうこと?

以下はカリフォルニアにある複数の病院を対象に、「組織の効果的な目標の立て方」について調査した研究です。

なぜ組織の効果的な目標の立て方について調査するの?

組織の目標達成は個人の目標達成より難しいからです。

個人の目標なら自分に合わせればいいわけですが、組織の場合は皆に合わせなければいけませんので。

能力が高い人にとってはレベルが低過ぎるとモチベの上がらない目標になりますし、能力が低い人にとってはレベルが高過ぎるとやっぱりやる気の出ない目標設定になってしまいます。

なので、今回ご紹介するのは組織の経営者にとって参考となる目標の立て方なのですが、当然個人にも応用できます。

集団に対して大きな効果を上げた目標設定なわけですから個人にも有効な内容といえますね。

目標の立て方は大きく分けて2つ

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色んな病院がどのような目標設定をしているのか、それぞれ調査したところ、ほとんどの病院が2種類の目標設定を行っていました。

1.イメージしにくい目標

たとえば「すべての患者に対して最高の処置を行う」「医療ミスを30%減らそう」とかイメージできなくはないけど、個人がどんな行動をしたらいいのかピンとこないヤツです。

「最高の処置」と言えば聞こえはいいけれど「いや、最高の処置って何だよ」となってしまいます。

2.イメージしやすい目標

たとえば「自分の友だちや家族に『あの病院は最高だ』と言ってもらえるようになる」とかです。

こっちはイメージしやすいですよね。ムダに高額な治療を進めないとか、色んな目標がこれひとつに集約されています。

この集約感が大事なのです

 

結果、高い業績を上げたのは「イメージしやすい目標」を掲げた病院でした。

これはどうしてなのでしょう?

目標はたくさん立てればいいというものではない!

身に覚えがある──という方いらっしゃるでしょうが、そもそも人間はたくさんの目標なんて覚えていられません。

常に覚えていられる目標なんてせいぜい3つか5つです。

そう、目標は常に覚えていないと意味がないのです。

その目標は行動に結びついているか

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たとえば「最高の処置をしよう」「医療ミスを減らそう」という目標を羅列すると覚えていられなくなります。

一方「友だちや家族に『最高だ』と言ってもらえる病院を目指す」という目標であれば、「この行動はその結果に結びつくかな……?」と思案できるようになります。

とどのつまり、細かいところに目が向く目標が大事なわけですね。

行動一つひとつに対する解釈を目標によって変えるわけです。

私たちが先延ばしをする1番の原因

  • 「副業しよう!」
  • 「勉強するぞ!」
  • 「資格取るぞ!」

大抵の人が挫折する原因は「どこから手をつけたらいいかわからない」からです。

先延ばしの最たる原因は、第一歩がわからないから。

細部に目が向く目標を立てておくと、日頃から「どこから手をつけたらいいかな……?」と考えるようになります。そのぶん手をつけやすくなるのです。

目標は手をつけやすくするために立てる

目標を立てること自体を目標にしてはいけません。ヘタな目標を立てると、かえって動けなくなってしまいます。

まずはここから手をつけたらいいやとイメージできる目標を立てることで、はじめて達成度が上がるのです。

イメージしやすい目標を立てる上で重要なポイント2つ

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1.専門用語を使わない

  • 顧客満足度1位の会社を目指す
  • 持続可能性が高い社会をつくる

なんかイメージしづらいですよね(笑)

「食品廃棄のない社会をつくる」であれば何となくイメージしやすいじゃないですか。

貧困国への募金であったり、環境の改善に結びつくような行動を想像しやすいです。

小学生でもわかるような目標にするため専門用語は控えましょう。

2.数字を使わない

「体重を15㎏落とす!」

この目標のマズいところは、15㎏痩せてどんな体になるかがイメージできないから

たとえば、

  • 20代の頃、穿いていたデニムを穿けるようになる
  • 夏までに腹筋にうっすらタテの線を入れる

こういうイメージしやすい目標にしましょう。

まとめ:今年こそ失敗しない目標を立てるために

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目標に数字は要りませんが、目標に近づいているかを見定めるのに数字は必要です。

夏までに腹筋を割るぞ! という目標を掲げた場合、

  • じゃあ、その状態って体脂肪何%くらいなんだろう?
  • 自分の場合、何㎏落としたら腹筋が割れるんだろう。

みたいな。経過を見るために数字を使うことは大切です。

あくまで、具体的なイメージが浮かぶ目標にしましょうというのがポイントで、そのために数字は要らないよ~ということですね。

ぜひ参考にしてみてください。

 

今回の記事を作成する上で下記の動画を参考にさせていただきました。


【これだけは避けて】失敗する新年の目標TOP3