コロナ禍での生活も、ずいぶんと長くなってきました。
コロナ禍がきっかけで、生活スタイルが変わったという方も多くいらっしゃると思います。
また、自分の思うように人に会えない、出かけることができないなど、「制限のある生活」の中で、誰しもが多かれ少なかれストレスを抱えているのではないでしょうか。
そんな中で、ぜひおすすめしたいのが、「自分のコーピングリストをつくる」ことです。
著者 | あゆみん |
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@ayumi_ma_ | |
ブログ |
>自分のコーピングリストをつくる
コーピングというのは、メンタルヘルス用語で“ストレスを対処するための行動”のことで、その行動をまとめたものがコーピングリストとなります。
簡単にいえば「マイナス思考から抜け出して、気晴らしをするためのリスト」といったところでしょうか。
ストレスを感じた時に、これをやればリラックスできる、癒されるといったものをまとめたものです。
必要なのはペンと紙だけ。
「こんなことをすれば気が晴れるなー」と思い浮かぶことを書き出します。
中にはお金や時間のかかることもあれば、無料で簡単にできるものもあるかもしれません。
まずは思いついたことをいろいろ書き出すのです。
>私のコーピングリスト
ちなみに、私のコーピングリストには・・・
①ひとりで行う「静」の行動のもの
- 寝る、ひたすら寝る
- 明るい時間からお風呂にゆっくり入る
- ずっと読書をする
- 次の旅行についての妄想を繰り広げる
など、ひとりで行う「静」の行動のものや
②食べることが好きなことがばれてしまうもの
- おいしいスイーツを食べる(好きなスイーツを具体的にリストアップ)
- 高級なチョコレートをゆっくり味わって食べる
- おいしいお肉をもりもり食べる
- コーヒーを丁寧に淹れて、ゆっくり味わって飲む
など、食べることが好きなことがばれてしまうもの
③「動」をイメージするもの
- ストレッチをする
- しっかり大股でウォーキングをする
- 捨てるモノを10個探す
など、「動」をイメージするもの
④少しお金のかかるもの
- ひとりでホテルステイ
- エステでスペシャルマッサージ
- 日帰り温泉に行く
といった、少しお金のかかるものなど様々なものがリストアップされています。
こんなことで私のストレスなんて解消できるの?と思われるかもしれませんが、ストレスの溜まっている時って、気分がどんと落ち込み、何を考えてもマイナス思考、ネガティブモード全開だったりします。
そんなマイナス思考のスパイラルをまず断ち切り、気分を軽くすることがコーピングなのです。
>まとめ
私も以前この方法を知人から聞きリストを作ってみたのですが、なんてことのない小さなことでも、ちょっとした幸せを感じることができるのだということにまず気づきました。
そして、ストレスを感じた時にこのリストの中から何か選びだして行動をすると、目の前にかかっていた小さなモヤモヤが少し晴れてきたような気がしました。
負のスパイラルに入っている時というのは、視野も狭く、まず何をすればよいのかさえわからなくなっていることも。
そんな時にリストにあることを何も考えずに行うことによって、目の前の視界が少し開け、風通しがよくなる、そんな効果があるのだと思います。
もちろん、ストレスというものにはいろいろあって、簡単には問題を解消できないこともあると思います。
でも、コーピングリストの中にある「小さな気晴らし」を続けることによって、自分の中にあるストレスの目盛りを減らすこともできるかもしれません。
おうちで過ごす時間も増えた今、紙とペンを用意し、自分と向き合う時間をつくるのもよいかもしれません。
コロナ禍の生活はまだしばらく続くでしょう、制限された生活の中でも、少しでも自分で自分を癒す方法をつくれるといいですね。